2009年11月 5日
チマチョゴリ
朝鮮王朝の後期から妓女服の影響で丈の短いチョゴリと狭い袖が流行し、服の着脱の度に袖をほどかなければならないほどになったこともあった。また19世紀からチョゴリが乳房を覆えなくなったため、両班層の女性は通常胸覆いを使ったが、下級階層、特に男児を生んだ女性は乳房を露出することもあり(李朝時代に描かれた風俗画や、李朝末期から20世紀半ばにかけての朝鮮風俗を撮った写真には、乳房を露出した女性の姿が少なからず見られる)、当然ながらこの流行は儒学者の非難を受けた。男子を出産した女性が伝統的に乳房を露出する事を日韓併合後に禁止にされ、1930年代から女性の社会進出が始まるとチョゴリの丈は再び長くなり始めた。
現在一般に見られるチマチョゴリは原色を使い派手な物が多い。しかし、朝鮮民族が「白衣民族」と自称してきたように、昔は普通白い服を着用し、常にその白さを保ち、かつより白くする事に非常に努力していた。この背景には朝廷による庶民に対する色付きの服の着用の制限の影響もある。ただし女性のチマはこの限りでは無く、娘と未婚女性、花嫁は赤いチマ、既婚女性や中年女性は藍色のチマ、老女はあさぎや灰色のチマを着用した。生成りの漂白されていないチマとチョゴリは主に未亡人や喪中の女性が着用した。
韓国では最近、「改良韓服」というものが登場している。これはチマチョゴリを現代生活の中で手軽に着られるようにアレンジしたもので、「生活韓服」ともいう。動き易いように丈が短いもの、襟合わせが立て襟などのものも登場しているが、日常的に着ている者は少ない。
日常着としては影を潜めたものの、結婚式などの式典では伝統衣装を着用するカップルも多い。伝統的な色合いの韓服だけでなく、西洋のウェディングドレスに影響を受けた純白・レース素材等のものも存在する。また、もともとの形がドレスのように着用しても違和感が無いことから、チョゴリが薄く透ける素材で作られたもの、チマが複数枚の布で出来たものもある。髪型や装身具についても伝統的な型のものだけでなく、現代風のアップスタイルやティアラ等の着用等、時代・流行に応じた様々なコーディネートやアレンジをされつつ着こなされている。
身分表示
朝鮮時代には服の色で自身の境遇を表した。結婚していない娘は真紅のチマと黄色のチョゴリを着たし、新婦は真紅のチマと黄緑色のチョゴリを着た。結婚した婦人は藍色のチマと空色のチョゴリを着た。チョゴリの袖先が藍色なら息子がいるという表示で、紫朱色の結び紐をつければ夫がまだ生きているという意味だ。王家や名門勢道家は金箔で模様をつけることができたが、文禄・慶長の役以後には両班が増えるにつれて一般化した。
『ウィキペディア(Wikipedia)』引用
女性用韓服は、男女共通の上着であるチョゴリと、チマ(裳)によって構成されています。
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